2020年10月に開催が延期された市立小樽文学館企画展「竣工50年 北海道百年記念塔展『井口健と塔を下から組む』」の特別企画として、建築家の井口健と美術家の佐藤拓実による往復書簡を行います。
展示の詳細はこちら→ 小樽文学舎 http://otarubungakusha.com/yakata

経歴

井口健(いぐちけん) 建築家
1938年、北海道瀬棚郡今金町生まれ。1957年、北海道立札幌工業高校建築科を卒業、久米建築事務所札幌事務所入社。1967年、北海道百年記念塔設計競技(公開コンペ)に応募し、最優秀作品に入賞。1970年、井口健建築事務所を開設。1973年、株式会社井口健都市建築設計を設立、代表取締役に就任。2016年、株式会社井口健都市建築設計閉鎖に伴いフリー。北海学園大学非常勤講師、北海道デザイン研究所講師、石狩新港卸センター技術顧問、札幌市高速軌道建設に伴う嘱託、北海道開拓記念館文化振興会理事などを歴任。
代表作に、『北海道百年記念塔』『インディギルカ号慰霊碑』、『今金統合中学校』、『いさりの碑』、『ホテルあしりニセコ』『旅亭あしり支笏湖』など。

佐藤拓実(さとうたくみ) 画家、美術家
1993年、北海道札幌市生まれ。北海道教育大学芸術課程美術コース空間造形研究室卒業。東京造形大学大学院美術研究領域修了。北海道を中心に全国で活動。近年は北海道や東北の歴史に取材した平面作品を制作、展開している。2018年、北海道百年記念塔に関するグループ展「塔を下から組む」を企画。
主な活動に「アートとリサーチ ワークショップ」(2016年)選出、「秋田市文化創造交流館(仮称)プレ事業SPACE LABO」(2019年)選出、「3331 ArtFair 2017 ‒VariousCollectors Prizes-」(3331 Arts Chiyoda 1F メインギャラリー、2017年)選出、近年の展示に「大友真志・佐藤拓実 天塩川」(二人展、アートヴィレッジ恩根内、2019年)などがある。
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