佐藤 拓実 様
足跡云々・・のことは、作品にはそれまでの創作活動の蓄積が新たな作品の創作に影響を与えるであろうと思い、結果として心に深く感動を与えられる作品が生まれれば・・ということです。
開拓という言葉を耳にしたとき何を思い浮かべるか・・とのことについて小生は北海道の自然風土の厳しさ・・開かれた後の雄大な壮快さを思います・・!当家の先祖は明治28年に徳島県から北海道に平民として道南に転住して来て、小生は5代目。過去帳は元和2年(1616年)江戸時代からのものがあります。佐藤さんのなされた調べを、小生の親父が若い時に調べて過去帳を作成したのです。農業を営んでいましたが・・親父の代で町(今金)へ出て商業に転換しています。戦後、無事に復員出来てからは、建具・家具などの製造業をはじめ・・そのことで、のちに小生が建築の道に入る事になったのです。親は当然家業の跡継ぎを望んでいたけれど・・ちょっと横道にそれました。概ねこんな次第です。
2020年7月6日 井口 健